ほうれん草は安いときにまとめ買いし、下ゆでしたものを小分けして冷凍しておくと、いろんな料理にさっと使えて本当に便利ですよ。特に、お汁ものに関しては、ほぼ万能です。
まずはカレーにトッピング。下ゆでしてあるので、ほうれん草は最後にざっくり混ぜ込む感じでちょうどいいです。時間がないとき、レトルトカレーにほうれん草をトッピングすると、野菜不足解消にも役立ちますよん。
ほうれん草を下ゆでするときは、お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、根元から入れていきます。葉先まで全部しっかりお湯に沈めて、再びお湯が沸き立ったら鍋底からひっくり返すように混ぜ、30秒ほどゆでればOKです。
ゆでたほうれん草はざるにあけ、たっぷりの冷水でよく洗い、あくを流します。洗ったら水気を絞り、根元を切り落として、3センチくらいの長さに切りそろえていきます。切りそろえたものをひとかたまりずつに分け、またよく水気を絞っておきます。
私はこんな感じで、ファスナー付きの保存袋に入れています。この画像は、わかりやすくするために袋の上に置いていますが、こうやってひとかたまりずつ縦・横・縦・横と入れておくと、使うときに取り出しやすいんですよね。
平らな場所で、袋の中に縦・横・縦・横と並べていったら、最後に袋の上から手で押してできるだけ空気を抜いて、袋のファスナーを閉めます。こうしておくと、ちょっとゆらしても袋の中がズレません。そのまま冷凍庫の平らな場所に置いて凍らせればOK。
私の場合、このひとかたまりが、お汁もの1杯に使う分、という目安です。もうね、お汁ものにほうれん草をちょこっと追加するの、本当に便利でおいしいですよ。おみそ汁だろうがスープだろうが、ほとんど万能です。
これはおみそ汁に入れてますね。ここで以前紹介した 切り干し大根と高野豆腐を使ったお湯をそそぐだけおみそ汁 のアレンジです。切り干し大根のほか、解凍したほうれん草をひとかたまり、それに千切りのにんじん、天かすを入れてます。
もちろんインスタントのおみそ汁や、それにカップスープに入れてもおいしいですよ。
こちらは クノールカップスープのクリームオニオンポタージュ にほうれん草を追加。ポタージュ系やトマトスープ系が特にオススメです。
インスタントのおみそ汁やスープに入れるときは、ほうれん草が入る分だけお湯を控えめにするのがコツかな。ほうれん草の解凍は、電子レンジの解凍機能を使えば便利です。解凍したらまた水分が出てくるので、手で絞ってから使うほうがいいですね。
お汁ものは、ほかの野菜を軽く煮て、コンソメスープの素や鶏ガラスープの素、和風出汁とおしょうゆ、みたいな味付けで作ったスープでも、ほうれん草を追加するとおいしいです。この画像は、白菜とえのきだけを煮てほうれん草を最後に追加し、コンソメスープの素で味を調えたもの。簡単ですが、おいしいですよ。
ほうれん草は油なじみがいいので、下ゆでしておけば炒めものにも大活躍してくれます。これは、ベーコン・しめじと一緒にさっと炒めてパスタにしたもの。冷凍ほうれん草のかたまり2つを使ったんだったかな。
このパスタ、ベーコンに塩気があるので塩こしょうであっさりした味付けにしましたが、ホントはバターしょうゆ味にしたかったんだ……バターを切らしてたの_| ̄|○
以前紹介した ほうれん草・豚肉・しめじのさっぱりみぞれあえ もオススメです。コレはかたまり3つ使用。炒めるときも煮るときも、下ゆでしてあるほうれん草ですから、ホントに最後に加えてさっと加熱、でOKです。
私はあんまり作りおきってしないんですが、葉もの野菜は結構冷凍したり、刻んで塩もみにしておいたりしますね。冷蔵庫に入れておくだけだと鮮度がどんどん落ちちゃうし、かといって1人分しか作らないからいっぺんに大量に消費するのはちょっとツライし、ですから。
ほうれん草は特に、サラダほうれん草のような生食可能な品種じゃない限り下ゆでが必要ですから、とりあえずまとめてゆでて冷凍しとくかーっていう感じです。でもホントに便利なので、冷凍ほうれん草はめちゃめちゃオススメです!

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